湖北台浄水場への太陽光発電設備等の設置について(PPA事業)
我孫子市は、2020年2月に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、再生可能エネルギー導入、効率的なエネルギーの利用、電力の再エネ調達等の施策を推進しています。
この度、水道局では環境省の「地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する公共施設への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業」を活用し、本市初となるPPA方式による公共施設への電力供給事業を開始しましたので、お知らせします。
PPAとは「Power Purchase Agreement(電力販売契約)」の略で、施設所有者が提供する敷地や屋根などのスペースに太陽光発電設備の所有、管理を行う会社(PPA事業者)が設置した太陽光発電システムで発電された電力をその施設の電力使用者へ有償提供する仕組みを言います。
本事業の概要
事業名
湖北台浄水場再生可能エネルギー設備導入事業(PPA事業)
事業目的
水道施設における平時の温室効果ガス排出量を削減し、災害時電源として活用することを目的とする。
事業概要
太陽光発電設備と蓄電池を組み合わせたシステムを導入し、平時は発電した電気を施設で自家消費するとともに、通常時の電気系統が使用できない非常時においては災害時用電源としてコンセントなどで活用する。
電力供給開始日
令和7年4月1日(火曜日)
契約期間
令和7年4月1日から令和27年3月31日まで
対象施設
湖北台浄水場
太陽光発電設備(令和7年2月撮影)
太陽光発電設備(令和7年2月撮影)
発電量とCO2排出削減量
対象施設 | 年間発電量 | 年間CO2排出削減量 | 蓄電池容量 |
---|---|---|---|
湖北台浄水場 | 約232,000kWh | 約100t | 約10kWh |
※年間発電量およびCO2排出削減量は想定値となります。
※CO2排出削減量=太陽光自家消費量(kWh)×二酸化炭素排出係数で計算しています。
※二酸化炭素排出係数は(kg-CO2/kWh)0.434を適用しています。
