毎年3月21日は「世界ダウン症の日」です
世界ダウン症の日とは
2011年から、国連が、国際デーのひとつとして3月21日を「世界ダウン症の日」に制定しました。ほとんどのダウン症のある人たちには、21番目の染色体が3本あることから「3月21日」が「世界ダウン症の日」として定められました。
ダウン症のある人たちとその家族、支援者への理解がより一層深まり、ダウン症のある人たちがその人らしく安心して暮らしていけるように、さまざまな啓発のイベントを通して世界中の人々に訴えていくための日です。
ダウン症とは
正式名称は「ダウン症候群」で、1886年にダウン症についての考察を初めて発表したイギリスの眼科医、ジョン・ラングドン・ダウン博士の名前に因んでいます。どの国にも800人から1,000人に1人の割合で生まれます。染色体の突然変異によって起こり、通常、21番目の染色体が1本多くなっています(21トリソミー)。
ダウン症のある人の特徴として、筋肉の緊張度が低く、多くの場合、知的な発達に遅れがみられます。発達の道筋は通常の場合と同じですが、全体的にゆっくり発達します。
心疾患などを伴うことも多いのですが、医療や療育、教育が進み、最近ではほとんどの人が普通に学校生活や社会生活を送っています。
ダウン症の理解を深めるリンク
「世界ダウン症の日」公式サイト:公益財団法人日本ダウン症協会(JDS)(外部サイト)
