水道水の水質について(よくあるお問い合わせ)
水道水に関するお問い合わせのうち、主なものを記載しています。
1.水などの色に関するお問い合わせ
2.異臭に関するお問い合わせ
3.異物に関するお問い合わせ
4.その他のよくあるお問い合わせ
水道水における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について
5.過去にいただいたお問い合わせ
令和6年度
6.水質についてのお問い合わせ先
水質問い合わせ窓口 電話:04-7199-3800
<水などの色に関する質問>
赤い・茶色い水が出る。
原因 | 配水管や給水管に鉄材が使用されていて露出した面があると、鉄が酸化し、さびとなります。 このさびが水の使い始めに赤い水(茶色)となって出てくるためです。朝一番などしばらく水道水を使用していない場合に発生し、しばらくすると収まるときは給水管によるものと考えられます。 このような現象は、古い給水管ほど多く見られます。また、火災などによる消火活動後や水道工事等による断水後に出る場合があります。 |
---|---|
対策 | 水道水の使いはじめに2~3分いきおい良く放水することで改善することがあります。 しばらく放水しても赤い水が出る場合には、水質お問合せ専用窓口(24時間対応 電話:04-7199-3800)までご連絡ください。 |
白い水が出る。(しばらく経つと透明になる。)
原因 | 水道水をコップに入れたとき、下の方から徐々に透明になる場合は、水の中に溶けている空気が水温や水圧の変動によって小さな気泡となったものです。特に、給湯器からのお湯で発生しやすいです。 |
---|---|
対策 | 空気によるもので、水質の異常ではないので対策はありません。しばらく経つと透明になります。 |
浴室のタイルや水切りかごなどが黒くなる。
原因 | 空気中の雑菌(細菌やカビ)が繁殖し、黒く着色したものです。浴室のタイル、洗面台の排水溝周辺、水切りかごなど常に湿った状態にある場所で発生します。 |
---|---|
対策 | 洗剤や漂白剤を使用することにより取ることができます。清掃や換気を充分行うことにより、繁殖を抑えることができます。 |
<異臭に関する質問>
塩素臭・カルキ臭がする。
原因 | 水道水は、水道法により「給水栓における遊離残留塩素を0.1ミリグラム毎リットル以上保持するように塩素消毒をすること。」と定められています。 塩素臭・カルキ臭がするのは消毒してある安全な水道水の証です。 |
---|---|
対策 | 塩素臭・カルキ臭がする場合は、沸騰させることや一晩くみ置きすることで解消されますが、こうした水は消毒効果が無くなっており、雑菌が繁殖しやすくなっているので早めに使用してください。 |
金属臭がする。
原因 | 水道管が腐食し、鉄さびなどが発生したことが原因と思われます。 |
---|---|
対策 | 水道水の使いはじめに2~3分いきおい良く放水することで改善することがありますが、腐食の進んだ水道管は交換が必要となります。(宅内の水道管交換費用は個人負担になります) |
新築時や水道管工事後に異臭がする。
原因 | 水道管工事の際に使用した接着剤の臭いと思われます。 |
---|---|
対策 | 水道水をしばらく放水することにより臭いが取れる場合があります。 |
<異物に関する質問>
黒い異物がでる。
原因1 | 水道管内に発生した鉄さびがはがれ出たものと思われます。 |
---|---|
対策 | 水道水の使いはじめに2~3分いきおい良く放水することで改善することがあります。古い水道管を使用している場合は、新しい水道管に交換することにより改善されます。 |
原因2 | 蛇口などのゴムパッキンが劣化し出てきたものと思われます。 |
---|---|
対策 | 蛇口などのゴムパッキンを交換することにより改善することがあります。 |
やかんや加湿器の噴き出し口周辺などに白い固形物が付着する。
原因 | 水道水中のカルシウム、マグネシウムなどが煮沸することによりやかんなどに白い固形物を形成します。 |
---|---|
対策 | 白い固形物は水のミネラル分で、安全性に問題はありません。 |
<その他のよくある質問>
いつも水の出がわるい
給水装置が原因で水の出がわるくなっている場合が考えられます。
このようなときは、自己負担で新しい水道管に取り替えていただくことになります。水道の修理は、「水道の新設・増設・改造・修繕工事について」をお読みください。
使い始めの水について
本市の水道水は、水質基準を全てクリアーした安全で良質な水です。しかし、朝一番の水や旅行などでしばらく水道を使わなかった時には、バケツ一杯程度の使い始めの水は、洗濯や散水など、飲み水や炊事以外の用途にご使用になることをお勧めいたします。
これは、水道水が長時間にわたって給水管(配水管の分岐から宅地内の乙止水栓まで)の中に滞留するため、水中の塩素が少なくなり、消毒の効果が薄れることがあるからです。また、鉛製の給水管を使用されている場合には、通常よりも鉛の濃度が高くなることがあります。
鉛製の給水管について
鉛製の給水管については、昭和51年度まで使用していましたが、昭和52年度以降に新設されたものはありません。
既設の鉛製の給水管については、配水管の更新工事に併せて、順次、ポリエチレン2層管(PP(2))に取り換えています。
お客様のお宅で鉛製の給水管を使用されているか確認される場合には、電話でお問い合わせください。その際には、お客様の氏名、住所、お客様番号が必要です(お客様番号は玄関口などに貼られている栓番ステッカー、または、検針票・請求書に表示されています)。
飲用井戸の水質検査について
各家庭等の井戸水の水質検査は水道局、市、保健所では行っておりません。
井戸水の水質検査を希望される方は、民間の水質検査機関へ依頼のうえ、検査を行っていただく必要があります。(有料)
飲用井戸の維持管理、水質検査、検査機関については、上記リンク先の生活衛生課にお問い合わせください。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ